三重交通の初代エルガハイブリッド(QQG-LV234N3)

最終更新日:2022.7.10

 

まず初めに、初代エルガハイブリッドについて簡単に紹介します。2012年に発売された初代エルガハイブリッド(以下エルハイ)は、回生ブレーキで貯めた電気を発進補助に用いるパラレル・ハイブリッド方式を採用。大容量蓄電池は屋根上ではなく室内最後部の座席を潰して設置し、窓が埋められているのが特徴。ミッションは6速AMT方式です。

さて、三重交通における初代エルガハイブリッドは5台の導入で、全車中勢営業所(津・鈴鹿管内)所属です。運用路線は特に固定されておらず、椋本、市場、平木、香良洲、榊原車庫前など様々な行先の姿を目にします。鈴鹿管内は大型車の運用がそもそも少ないので、運用は割合珍しいかと思われます。車体側面の専用塗装と「HYBRID」のロゴが爽やかな印象を与えていて、管理人の好きな車両の一つです。

 

C-1701号車(三重200か1232)

三重交通_1701号車

65系統(市場線)津駅行の1701号車(2021.4.27 観音寺口~三本松にて)

三重交通_1701号車

86系統津西ハイタウン行の1701号車(2022.1.17 岩田橋にて)

 

C-1702号車(三重200か1233)

三重交通_1702号車

91系統(長野線)平木行の1702号車(2021.1.15 岩田橋にて)

三重交通_1702号車

06系統(神戸白塚線)白塚駅行の1702号車(2021.10.3 津駅前にて)

 

C-1703号車(三重200か1235)

三重交通_1703号車

卸センター出先から回送でやって来た1703号車。このあと52系統(椋本線)での運用となります。(2020.11.29 イオンモール津南にて)

 

C-1704号車(三重200か1236)

三重交通_1704号車

52系統(椋本線)椋本行の1704号車(2020.9.15 綿内町~岩田町にて)

三重交通_1704号車

52系統(椋本線)豊が丘行の1704号車(2021.10.3 津駅前にて)

 

C-1705号車(三重200か1237)

三重交通_1705号車

65系統(市場線)津駅行始発バスの1705号車(2021.4.27 観音寺口~三本松にて)

三重交通_1705号車

52系統(椋本線)イオンモール南行の1705号車(2021.10.3 津駅前にて)

 

三重交通_1704号車

車内全景(2021.7.13 許可を得て撮影)

 

三重交通_1704号車

車内最後部運転席側のデッドスペース。ここに大容量リチウムイオンバッテリーが詰まっています。(2021.7.13)



 

4/2 道三まつり 岐阜バス車両展示 小レポート

桜はすっかり満開ですが、まだ朝冷えがひんやりとしていますね。やはり岐阜は三重より寒いのでしょうか。

さて、先日管理人は一旦地元に帰省したのですが、岐阜駅でバスを降りた際駅前が大変賑やかでしたので、「これはもしかすると・・・」と思い探してみると、岐阜バスさんの出展がありました。

この祭りは「道三まつり」といいまして、「岐阜のまちづくりに貢献した斎藤道三公をたたえるまつり(岐阜市HPより)」とのことで、3年ぶりの開催でした。確か道三は信長が来る前に稲葉山城(のちの岐阜城)に入城し、それが岐阜発展の端緒になったという話でしたね。

今回の展示車両は、斉藤道三ラッピングの1529号車(岐南)です。型式はQKG-MP35FMで、銘板を確認すると平成24年(2012年)式とのこと。

岐阜バス_1529号車

斉藤道三ラッピングの1529号車(岐南

岐阜バス_1529号車

1529号車(岐南)非公式側

岐阜バス_1529号車

1529号車(岐南)前面

岐阜バス_1529号車

市松模様のモケットを纏ったシートが並びます 1529号車車内にて

 

レシップ_運賃箱

LFZ-C型運賃箱(レシップ) 1529号車にて

岐阜バスの運賃箱は整理券読取機能を搭載したLFZ-C型運賃箱(レシップ)で、投入金額が不足しているとお知らせ音が鳴る仕組みです。


岐阜バス_あゆり

バスガイド「あゆり」が描かれたタオルハンカチ

岐阜バス_あゆか

運転士「あゆか」のクリアファイル(表面)

岐阜バス_あゆか

運転士「あゆか」のクリアファイル(裏面)

展示車両の向かいには公式グッズを販売するテントが開設され、管理人は運転士「あゆか」のクリアファイルとバスガイド「あゆり」が描かれたタオルハンカチを購入。2人が挿しているヘアピンのモチーフが気になるところです。あゆかが挿しているのは岐阜県県花・れんげの蕾でしょうか。

【まもなく廃線】3/27 岐阜バス 岐阜川島線 乗車レポート

桜の花は3分咲き、穏やかな日の差す季節がやってきました。私事で恐縮ですが、管理人は先日就職の関係で清流の国・岐阜へと引っ越して参りました。引っ越し早々、廃止になる路線で臨時バスが運行されるとのことで、段ボールの荷解きもほっぽらかして乗車してきましたので、本稿ではその乗車レポートをお伝えします。

 

岐阜川島線の始点となる岐阜バスターミナルE番のりば

今回乗車するのは名鉄岐阜から南東の方角、羽島郡岐南町の川島松倉へと至る「岐阜川島線」です。通常は平日朝の名鉄岐阜行2本と夕方の川島松倉行2本のみで土休日は運休ですが、今回はお別れ企画とのことで特別に3/26・27の土日に臨時バス3往復が運行されました。

 

行灯装備の334号車。型式はKL-MP37JMです 岐阜BTにて

13:45の発車まで暇つぶしに形式撮り。写真はペタノンで行灯搭載の334号車です。

 

添乗員さんの誘導に従って乗車します

やって来たのはKL-MP35JMの307号車(各務原)。真っ赤なジャケットに円筒のドゴール帽を被った添乗員さんの誘導に従って乗車します。始発の時点で乗客は15名ほどで、途中で数人の乗降があったので延べ人数で20人程の乗車でした。途中城東通り3丁目を発車すると、運転士さんがご愛顧への御礼をアナウンスしました。次の厚見中学校前以遠は一部を除き廃止対象区間となります。

 

E36の行先番号も見納めとなります 川島松倉にて

川島松倉に到着すると、添乗員さんから乗車記念カードが配布されます(後述)。乗客はバスを降りるや否や、四方八方に散ってカメラのシャッターを切ります。普段は閑散としているであろう終点の駐車場が、いまや大撮影会ともいうべき活況を呈しています。

 

おわかれヘッドマークと行灯 川島松倉にて

ヘッドマークのイラストは木曽川に掛かる川島大橋の南詰を抜けるバスを描いていますが、この橋は昨年5月の豪雨で橋梁が歪み現在は取り壊し作業中で、バスは近隣の平成川島橋を迂回しています。

 

名鉄バスとのツーショット 川島松倉にて

降車完了後、バスは先に待機していた名鉄バスの横合いに駐車します。しばらくすると、運転士さんの計らいで「岐阜バス」の行先が表示されました。辺り一帯はシャッター音が鳴りやみません。ヘッドマークの横にわが子や愛犬を立たせて2ショットを撮影する方もいらっしゃいました。

 

笠松駅発着の新系統「笠松川島線」が運行開始となります 車内にて

4/1からは名鉄笠松駅を起点とする「笠松川島線」に生まれ変わり、本数は一日5往復に増えます。

 

復路便の行先番号は数字が消え、東加納方面を表す"E"のみとなります 川島松倉にて

復路便は14:45の発車です。このバスは本日の名鉄岐阜方面最終バスで、おそらく前便や前々便で松倉に乗り込んだ人々も乗車した為、往路よりも高い乗車率でした。川島松倉を発車すると、左手に3分咲きの桜並木を迎え、次の松倉公民館前停では恐らく桜とバスを絡めて撮影したであろう方達が数人乗車しました。

 

伏屋(ふせや)停の横合いには神社の小鳥居が構えます。このバス停も今月末で廃止です。

途中木曽川の土手で香川のことでんバスに出くわすシーンがあり、愛好家らがカメラを向けていました。管理人は春ののどけさに眠気を誘われ、城東通り3丁目の辺りから記憶がありませんww。

 

川島笠田や八剣(やつるぎ)といった経由地も見納めです 岐阜BTにて

今回のバス旅はここまでとなります。最後に、車内で配布された乗車記念カードをご紹介します。

表面。上が往路便、下が復路便で配布されたカードです。

路線の歴史が綴られています

カードは往路便、復路便それぞれで一枚ずつ配布されました。表面にはバスのイラストが描かれています。上は三菱のMR4**系、下はP-MK辺りかと思われ、いずれも在りし日の旧車が描かれています。裏面には路線の歴史が紹介されています。

3/16 志摩バス旅(プチ)

(追記3/17)昨晩福島・宮城で最大震度6強地震が発生しました。亡くなられた方々にはご冥福お祈りするとともに、けがをされた方のいち早い回復と、インフラ・社会機能の復旧をお祈り申し上げます。

 

ここ数日で一気に気温が上がったものの、朝晩はまだ空気が冷たいですね。さて、今日は志摩をプラプラしてきたので時系列に沿って書いていきます。

 

1本目:60御座港行(畔名丸岡経由) 磯部BC7:02⇒片田7:55 1263号車

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片田を後にする御座港行1263号車

朝の御座線は磯部BC方面への通勤・通学需要が主でありますが、御座港方面も通学需要がそこそこあるらしく、乗客は延べ15人程でした。なお、途中ですれ違った伊勢赤十字病院行は立ち客が目立つほどの混雑っぷりでした。管理人は途中の片田で下車し、片田麦崎灯台を目指します。

バス停から細道を案内看板に沿って20分ほど歩き、緑のアーチが掛かった急坂をえっちら上ると灯台に到着です。管理人はここで海女さんの発する「磯笛」を聞くべく2時間ほど粘ったのですが、結局徒労に終わりました(トホホ・・・。ですが、遠くに目を凝らすと海女さんを乗せた船が居るのは確認しました。一艘に3、4人の海女さんと操縦者が1人乗っていたので、恐らく徒人(かちど)というタイプかと思われます。海面に降りている所も確認はしたのですが、いかんせん距離が遠すぎましたね。

片田稲荷前_バス停

片田稲荷前の待合所

片田の海岸線を東にえっちら歩いていると、片田稲荷前のバス停に待合所を発見。文字が掠れて読みづらいですが、おそらく「大衆待合所 稲荷前」と書かれています。定礎板によると昭和40年(1965年)頃に建てられたようです。建物内は割合スッキリしていて、椅子やソファが壁沿いに並んでいます。

深谷水道

深谷大橋より。深谷水道南口灯台が見えます。

さらに東に進み、深谷水道まで来ました。この深谷水道、志摩町片田と大王町船越の境界なのですが、特筆すべきはこの水道が先志摩半島の付け根を貫通している点です。この水道は太平洋と英虞湾内を結ぶ運河のようなもので、先志摩半島を本土から切り離しています。つまり、先志摩半島は実は「島」なんですね。

 

2本目:60磯部バスセンター行(畔名丸岡経由) 深谷水道11:50⇒金谷12:19 志摩1318号車

三重交通_1318号車

1318号車の磯部BC行(畔名丸岡経由) 深谷水道にて

鵜方駅方面に戻ります。管理人は鵜方駅まで行かずに途中の金谷で下車。近くのぎゅーとら(地場のスーパー)で昼食を調達します。

ぎゅーとらアンジェのフライドチキンバーガー。一個108円(税込)也。

今日のバス旅飯は、ぎゅーとらの総菜パンです。ぎゅーとらは三重県中南勢地区に店舗網を持つスーパーで、「アンジェ」という総菜パンのコーナーを各店舗に持ちます(確かパンは自社生産だったかと思います)。お値段は全品108円均一で、管理人のお気に入りがこのフライドチキンバーガー。半分に割かれたパティが若干ひもじいものの、レタスとホワイトソースが食感・食味のバランスを上手く整えています。

ミジュマルトレイン

ミジュマルトレイン

鵜方駅から磯部に戻ります。やって来たのは噂のミジュマルトレイン。ミジュマルポケモンの1種で、新聞では「ラッコのような姿をしたポケモン」と紹介されています(管理人は毎回この紹介にツボりますw)。今日は終日賢島ー中川の往復運用に就いていたようで、非鉄ヲタの人達がこぞってスマホカメラを向けるのはさすがポケモンの人気を感じさせます。

三重交通_1220号車

志摩1220号車 磯部BCにて

磯部BCで形式写真を集めます。今日1番の収穫はなんといってもこの志摩1220号車。99年式のKC-LV380Lです。目撃例が極端に少なく、管理人はてっきり引退したと思い込んでいました。今日は南勢スクールの運用らしく、BCを左折して五ヶ所の方に去っていきました。

 

3本目:60御座港行(大王口経由) 磯部BC14:07⇒鵜方駅前14:20 志摩1263号車

三重交通_1263号車

1263号車の御座港行(大王口経由) 磯部BCにて

朝1本目に乗った1263号車が休憩から帰ってきました。

 

4本目:92志島循環 鵜方駅前14:23⇒イオン阿児店14:27 6661号車?

志島循環は確か志摩市の自主運行バスで、みちくさきっぷワイドは使えないので注意です

もとは四日市に居たクルマのようで、ナンバーは「伊勢志摩200か・・26」に変更されています。

 

イオン阿児店は志摩市域で随一の大型商業施設です。観光客が訪れるような場所ではないのですが、食品売り場には伊勢志摩のお土産が大変充実しています。管理人は伊勢志摩特産の「きんこ芋」を購入。

5本目:91安乗行 イオン阿児店15:14⇒鵜方駅前15:18 志摩6663号車

 

6本目:59志摩スペイン村行 鵜方駅前15:25⇒志摩スペイン村15:38 志摩5936号車

三重交通_5936号車

志摩5936号車の志摩スペイン村行。型式はKL-LV781R2です。 鵜方駅前にて

鵜方駅でA特急色のKL-ガーラを迎え、志摩スペイン村を目指します。車内放送ではCMソングでお馴染み「エスパーーニャーー」をBGMに、園の簡単な紹介がなされます。約13分で終点に到着すると、10分ほど休憩を取ったのち、返しの便で帰路につく来園者を鵜方駅に運びます。夕刻とあってキャリーバッグを携えたお客が乗り場に列を作っていました。(余談ですが、管理人は数日前にもスペイン村に来ていますww名物コースター「ピレネー」は鋭いキリモミスクリューと強烈なGが特徴で、絶叫マシンを好まれる方ならば乗りに行って損は無いと思います)

 

7本目:59賢島駅前行 志摩スペイン村16:35⇒賢島駅前17:04 志摩6295号車

三重交通_6295号車

志摩6295号車の賢島駅前行

本日最後のバスはセレガRの志摩6295号車です。鵜方駅前⇔スペイン村シャトル輸送は1~2本/時の運行頻度ですが、鵜方駅前を越えて賢島駅前まで行く便は一日3本となっています。リクライニング全開でA特急車の快適な乗り心地を満喫し、30分で賢島駅に到着です。

幕回しの1コマ。このクルマだと浜島の狭隘路が少し辛そうですねw

 

ミジュマルトレイン

ミジュマルトレイン

昼間乗ったミジュマルトレインが発車待機中でした。管理人は17:30の名古屋行特急でノンアルチューハイを啜りながら帰りました。

今回は始終行き当たりばったりの旅程でしたが、結果的に満足のいく一日だったかと思います。

3/11 四日市バス旅(プチ)

本日3/11は東日本大震災から11年。亡くなられた方々に追悼申し上げます。

さて、本日は四日市をバスでプラプラしてきたので、時系列に沿って書いていきます。

まずはじめにコレ。つい最近運用を開始した四1044号車。長いこと中勢に留置してあった元都営PJ-LVが動き出したものです。通常色を纏い、大多数の生え抜きのクルマたちによく馴染んでいます。広告枠が無くスッキリとした印象で、都営バス特有の前方屋根上のお弁当箱(ベンチレータ)はそのままです。非公式面最後部の一段上がった窓はこれぞPJ-エルガといった感じ。

三重交通_1044号車

キオクシアから帰ってきた1044号車。型式はPJ-LV234L1です。

その後駅前で待っていると、これまた元都営の6915号車が来たので、このクルマで笹川ジャブに行くことにします。

三重交通_6915号車

弁当箱を携え、「我、都営ぞ」と言わんばかりの6915号車(管理人感) 笹川ジャブにて

笹川ジャブ_バス停

管理人にとっては約2年振りの笹川ジャブ

四日市の巨大団地群の一角をなす笹川団地ですが、近鉄四日市から笹川に行くバスは「笹川テニス場」行と「笹川ジャブ」行とがあり、この2系統で広大な団地内をカバーしています。

それにしてもテニス場といいジャブといい、なんとも風変わりな名称です。ちなみにジャブの正体はこれ↓

笹川ジャブ

決してミットで殴られるわけでは無いのでご安心を

バス停の少し手前にある「天然温泉ジャブ」という温浴施設です。

 

乗ってきた6915号車は乗らずに見送り、30分後のバスを待ちます。

三重交通_1051号車

type-Aノンステの1051号車 笹川ジャブにて

発車の約20分前にやってきたのはカテエネ号の1051号車。03年式のKL-LV280L1改です。運転士さんのご厚意で車内外をいろいろと拝見しましたが、「おやっ?」と思ったのがこれ↓

新たに導入されたカーナビ 1051号車にて

カーナビです。三重交通は確か現在も紙のスタフを使っていたはずなので驚きです。運転士さんの話では2、3か月前に一斉に導入されたとのこと。端末はレシップ製の「LIVU monitor」。早発防止機能や経路間違い防止機能などが付いています。カーナビは名古屋市バスも装備していますが、こちらは富士急グループレゾナント・システムズ製です。

 

三重団地_バス停

管理人にとっては約1年半ぶりの三重団地

V8の重低音に聴き入りながら、近四を飛び越え約1時間で三重団地に到着です。三重団地は近鉄四日市から北西の方角にある巨大団地で、バスは団地に入ると南西方向に逆順のU字を描きながら団地北端にあるここ三重団地停を目指します。運用面では、笹川ー近四ー三重の往復運用の休憩は基本的にここ三重団地で行われます。休憩室と自販機を備え、時折歓談も飛び交うなどまさに「オアシス」といった感じ。

 

三重交通_6913号車

11:20の発車を待つ笹川テニス場行 三重団地にて

平日昼間は20分間隔で笹川行のバスが出ています。前便が発車するとすかさず次の便のクルマが奥から出てきて待機位置につきます。管理人が乗るのはこの6913号車。09年式BDG-HRの10.5m車(通称「モヤシ」)で、もとは志摩に居た海っ子です。車体の随所に担当運転士さんのこだわりが光っていて、マニアからも人気を集めています。

 

コロナ禍仕様のようです

生桑町のバス停を過ぎると車窓からゴリラが見えます。彼(彼女?)は美容室の看板ゴリラで、Googleストリートビューでは2018年の時点で姿を確認できます(なお、過去には某プ〇さんやキ〇ィも居たようです。詳しくはストリートビューを参照)。三重団地の住人を対象に知名度調査とかしてみたいですねww

 

三重交通_1116号車

型式はKL-LV834L1。ミルキーなノンステ新色を纏います。 近鉄四日市にて

残存するLV834の中でも特に稼働率の高い1116号車。しばらくはその活躍を見られそうです。

 

三重交通_1507号車

厚労省の広告です。同じものを中勢の中型車でも2両確認しています。 近鉄四日市にて

あと、1507号車に戸袋広告が貼付されていました。戸袋広告が入ると「ノンステップバス」の青文字が消されるのが少し寂しいというのは、あくまで管理人の感想。

 

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過疎地域での使用に期待が寄せられている自動運転パレット。 近鉄四日市にて

南のりばで小型のパレットを発見。自動運転車で、おそらく再来週の試乗会に備えて試験運転をしているもの思われます。ちなみに、三重団地からの帰りに市立病院の辺りで神都ライナーともすれ違いました。こちらも恐らく試験運転ですね。

 

本日のプチ旅は昼過ぎにて終了です。改めて四日市所属車は面々が濃いですね。運転士さんにもお世話になり、楽しい旅になりました。

12/22・23 みちくさきっぷワイドで伊勢志摩乗りつぶしの旅【2日目】

朝食はネカフェの無料モーニングで焼いた食パンとフライドポテトを食べます。ポテトが大変クリスピーで、マ○クに引けをとらない美味しさでした。

【12本目】70宿浦行 伊勢赤十字病院8:13→宿浦10:00 1150号車(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224171155j:plain本日1本目は、ハワイグループの全面広告でおなじみの志摩1150号車です。70系統は伊勢市駅前から南伊勢町の宿浦を約1時間30分で結ぶ路線ですが、一部の便は伊勢赤十字病院発着となっており、この系統で最長の便となります。

 

伊勢神宮を過ぎると三重県道32号線、通称「伊勢道路」を通ります。まさに一山越えるといったイメージで、急こう配と急カーブの続く片側一車線の山道です。浦田町停を過ぎると注意喚起のアナウンスも掛かります。

f:id:nms92_ergamio:20211224192001j:plainこれは10月の写真ですが、車窓には伊勢神宮の神域となる森が広がります。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224192427j:plain鵜方駅前を過ぎると英虞湾に沿って進みます。何らかの海藻を育てる養殖棚も見えます。緑っぽい色だったので、あおさでしょうか。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224192800j:plain鵜方駅前から40分弱で宿浦に到着です。この一帯は宿田曽(宿浦+田曽浦)と呼ばれており、南伊勢町の町域となります。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224195530j:plain宿浦車庫はこのような感じです。

 

【13本目】70伊勢赤十字病院行き 宿浦10:10→鵜方駅前10:46 1150号車(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224201554j:plain乗ってきたクルマで鵜方駅に引き返します。車窓からでっかいクリスマスリースが。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224201903j:plain恐らく除籍されたであろうA特急色のガーラが留置されています。

 

【14本目】60御座港行(畔名丸岡経由) 鵜方駅前12:24→大王埼灯台12:43 1298(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224202814j:plain前々から60系統(伊勢赤十字病院~御座港)の風景写真が撮りたいと考えていました。沿線の中でも大王町の波切(なきり)地区は志摩半島特有の起伏に富んだ地形で、バスも急坂の狭隘路を走ります。なので面白いバス写真が撮れそうだと考えたわけです。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224204141j:plain大王町波切」の町名表示と絡めてみました。ビミョい仕上がりです^^;。もっとこう、起伏に富んだ地形を強調したいところ。リベンジ案件です。

 

【15本目】60伊勢市駅行(大王口経由) 大王埼灯台14:38→鵜方駅前15:01 1298号車(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224235552j:plain60御座線「島茶屋前」停の前には島茶屋なるお店があります。Googleストリートビューを見ると2013年の時点では営業していたようですが、現在はどうなのでしょうか。

 

【16本目】91安乗行 鵜方駅前15:10→安乗15:42 6495号車(志摩)

【17本目】91鵜方駅前行 安乗15:48→安乗中学校前15:50 6495号車(志摩) f:id:nms92_ergamio:20211224205452j:plain折角なので安乗埼灯台にも行ってみようと思い、安乗行に乗車。ポンチョに立席が出たので、15人ほどの乗車だったかと思います。安乗到着後、安乗埼灯台には2つ手前の安乗中学校停のほうが近いと運転士さんから聞き、来たバスで引き返します。ちなみに、安乗は「安乘」とも表記します(安乗口停の小屋にも「安乘」表記があります)。

 

【18本目】91鵜方駅前行 安乗埼灯台口16:57→鵜方駅前17:26 6495号車(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224225357j:plainピント位置を間違えてボヤボヤです。ちょうど僕の裸眼視力がこれくらいなので妥協します(←おい)。

 

【19本目】70伊勢市駅前行 鵜方駅前17:46→宇治山田駅前18:39 1318号車(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224232203j:plain磯部BC以遠の最終バスです。磯部BC時点での乗客は僕を含め2人でした。

 

今回のバス旅は以上となります。ご覧いただきありがとうございました。

12/22・23 みちくさきっぷワイドで伊勢志摩乗りつぶしの旅【1日目】

「みちくさきっぷワイド」とは、三重交通が販売する路線バス乗り放題パスです。2600円で2日間、伊勢・志摩管内の三重交通路線バス(一部除く)と鳥羽市営・南伊勢町営バスが乗り放題というものです。

この記事では乗車録をメインに、管理人のどうでもいい独り言をブツクサと書いてゆきます。

12/22 Wed

【1本目】31南島道方行 伊勢市駅前6:57→南島道方7:55 1084号車(伊勢)f:id:nms92_ergamio:20211224131303j:plain朝が早く窓口が開いていなかったので、バス車内でみちくさワイドきっぷを購入。31系統は伊勢市街と旧南島町域を結ぶ唯一の交通機関です。乗客は全線通して延べ10人弱。朝の人流は伊勢方面への通勤・通学が主なので、まあこんなものだと思います。

 

【2本目】南伊勢町営バス・南島棚橋行 南島道方8:00→南島棚橋8:58 3365号車(伊勢)f:id:nms92_ergamio:20211224132341j:plain南島道方で南島棚橋行の町営バスに乗り換え。南伊勢町営バスは三重交通の広域幹線バスとの接続が上手く取られています。乗客は延べ人数で15人ほど。思いのほか利用者は多いようです。

 

【3本目】南伊勢町営バス南島地区線・南島道方行 南島棚橋9:10→南島道方10:08 3365号車(伊勢)f:id:nms92_ergamio:20211224133444j:plain棚橋からJR伊勢柏崎駅への路線は漁港の岸壁スレスレを通ることで有名なのですが、日程の都合上またの機会とし、乗って来たバスで道方に引き返します。

 

<徒歩>南島道方バス停→国道相賀(おうか)バス停 6.6km 1時間20分

道方から五ヶ所に抜けるバス(南島南勢連絡線)は一日3本しかなく、12:40まで3時間近く待たねばなりません。旧南勢町域の相賀まで歩けば五ヶ所行のバスが出ているので、これに乗るために国道260号線の山道をえっちらほっちら歩きます。

 

【4本目】南伊勢町営バス南海線・五ヶ所行 国道相賀11:44→五ヶ所バスセンター12:37 志摩3419号車f:id:nms92_ergamio:20211224135951j:plain発車3分前になんとか到着。6.6kmを甘く見ていました^^;。五ヶ所行のバスは途中海沿いの集落を経由しながら260号線を東に進みます。乗客は延べ人数で15人ほど。

五ヶ所BCは南伊勢町の一大交通拠点。伊勢市街や志摩磯部からの広域幹線バスと南伊勢町営バスを接続する役割を果たしています。南島地区は伊勢営業所の担当ですが、五ヶ所BC発着路線は志摩営業所の担当となっています。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224141436j:plain今日のバス旅飯は、町民文化会館の近くにある「とりいち」のとりみそ丼。甘辛い味噌だれで焼いたモモ肉の下にモヤシとキャベツ、ライスが敷いてあります。めっちゃ旨かったです。500円ですが、野郎の僕でも満腹になる量です。

ちなみに、町民文化会館併設の観光協会でみちくさきっぷワイドを呈示すると、ゆるキャラ「たいみー」のグッズセットが貰えます。

 

【5本目】80磯部バスセンター行 五ヶ所バスセンター13:36→磯部バスセンター13:56 3376号車(志摩)

【6本目】70宿浦行 磯部バスセンター14:02→鵜方駅前14:15 1166号車(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224143228j:plain

 

鵜方駅で志摩営業所所属車のカットを集めます。今日一番の収穫はこのクルマ↓

f:id:nms92_ergamio:20211224143640j:plain志摩6604号車です。三重交通KC-代リエッセの最初期車にして、なんと幕式のクルマです。こんなクルマが残っていたとは・・・。翌日にも同じ路線(志島循環線)に入る姿を目撃。固定運用なのでしょうか。

【7本目】60磯部バスセンター行 鵜方駅前15:41→磯部BC15:57 1264号車(志摩)

f:id:nms92_ergamio:20211224144557j:plain鵜方駅前での撮影に満足した管理人でしたが、五ヶ所に未練があったので戻る事にしました。まずは御座港から来たクルマで磯部BCに戻ります。

 

【8本目】80五ヶ所バスセンター行(五ヶ所BCから相賀行) 磯部BC16:14→五ヶ所BC16:34 3376号車(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224145153j:plain来たのは行きと同じ3376号車。車内放送では「相賀行連絡の五ヶ所行です」と案内されますが、実際は五ヶ所BCからそのまま相賀行として運行されます。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224145538j:plain車窓から見る五ヶ所湾の夕暮れ。いい眺めです。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224145859j:plain五ヶ所大橋より五ヶ所川の河口を望みます。すい込まれそうな黒色の水面です。

 

f:id:nms92_ergamio:20211224150449j:plain南勢スクールの運用を終えたセレガRのケッツです。車番は6297号車。もともとは桑名のクルマだったそうで。ちなみに画像の上に見える星、妙に明るいんですが、なんていう星なんですかね。

 

【9本目】80宇治山田駅行 五ヶ所BC17:40→宇治山田駅18:29 3420号車(志摩)f:id:nms92_ergamio:20211224151347j:plain撮影にも満足したところで、伊勢市内に戻ります。このバスは伊勢方面の最終バスで、これを逃すとバスでは伊勢市内に戻れなくなります(汗)。

 

【10本目】51伊勢市駅前行 宇治山田駅前18:35→伊勢市駅前18:39

【11本目】03大湊行 伊勢市駅前18:50→ララパーク18:59 3385号車(伊勢)f:id:nms92_ergamio:20211224152531j:plain本日のシメは伊勢営業所の3385号車でした。今晩はネカフェで一泊して、明日に備えます。