3/11 四日市バス旅(プチ)
本日3/11は東日本大震災から11年。亡くなられた方々に追悼申し上げます。
さて、本日は四日市をバスでプラプラしてきたので、時系列に沿って書いていきます。
まずはじめにコレ。つい最近運用を開始した四1044号車。長いこと中勢に留置してあった元都営PJ-LVが動き出したものです。通常色を纏い、大多数の生え抜きのクルマたちによく馴染んでいます。広告枠が無くスッキリとした印象で、都営バス特有の前方屋根上のお弁当箱(ベンチレータ)はそのままです。非公式面最後部の一段上がった窓はこれぞPJ-エルガといった感じ。
その後駅前で待っていると、これまた元都営の6915号車が来たので、このクルマで笹川ジャブに行くことにします。
四日市の巨大団地群の一角をなす笹川団地ですが、近鉄四日市から笹川に行くバスは「笹川テニス場」行と「笹川ジャブ」行とがあり、この2系統で広大な団地内をカバーしています。
それにしてもテニス場といいジャブといい、なんとも風変わりな名称です。ちなみにジャブの正体はこれ↓
バス停の少し手前にある「天然温泉ジャブ」という温浴施設です。
乗ってきた6915号車は乗らずに見送り、30分後のバスを待ちます。
発車の約20分前にやってきたのはカテエネ号の1051号車。03年式のKL-LV280L1改です。運転士さんのご厚意で車内外をいろいろと拝見しましたが、「おやっ?」と思ったのがこれ↓
カーナビです。三重交通は確か現在も紙のスタフを使っていたはずなので驚きです。運転士さんの話では2、3か月前に一斉に導入されたとのこと。端末はレシップ製の「LIVU monitor」。早発防止機能や経路間違い防止機能などが付いています。カーナビは名古屋市バスも装備していますが、こちらは富士急グループのレゾナント・システムズ製です。
V8の重低音に聴き入りながら、近四を飛び越え約1時間で三重団地に到着です。三重団地は近鉄四日市から北西の方角にある巨大団地で、バスは団地に入ると南西方向に逆順のU字を描きながら団地北端にあるここ三重団地停を目指します。運用面では、笹川ー近四ー三重の往復運用の休憩は基本的にここ三重団地で行われます。休憩室と自販機を備え、時折歓談も飛び交うなどまさに「オアシス」といった感じ。
平日昼間は20分間隔で笹川行のバスが出ています。前便が発車するとすかさず次の便のクルマが奥から出てきて待機位置につきます。管理人が乗るのはこの6913号車。09年式BDG-HRの10.5m車(通称「モヤシ」)で、もとは志摩に居た海っ子です。車体の随所に担当運転士さんのこだわりが光っていて、マニアからも人気を集めています。
生桑町のバス停を過ぎると車窓からゴリラが見えます。彼(彼女?)は美容室の看板ゴリラで、Googleストリートビューでは2018年の時点で姿を確認できます(なお、過去には某プ〇さんやキ〇ィも居たようです。詳しくはストリートビューを参照)。三重団地の住人を対象に知名度調査とかしてみたいですねww
残存するLV834の中でも特に稼働率の高い1116号車。しばらくはその活躍を見られそうです。
あと、1507号車に戸袋広告が貼付されていました。戸袋広告が入ると「ノンステップバス」の青文字が消されるのが少し寂しいというのは、あくまで管理人の感想。
南のりばで小型のパレットを発見。自動運転車で、おそらく再来週の試乗会に備えて試験運転をしているもの思われます。ちなみに、三重団地からの帰りに市立病院の辺りで神都ライナーともすれ違いました。こちらも恐らく試験運転ですね。
本日のプチ旅は昼過ぎにて終了です。改めて四日市所属車は面々が濃いですね。運転士さんにもお世話になり、楽しい旅になりました。