オリンパスOM-D E-M5 MarkⅡ vs. ニコンD3100 その1
オリンパスのOM-D E-M5 MarkⅡを、マップカメラで中古で購入。14-150mmの便利ズームレンズが付いて55,000円。早速、手持ちのニコンD3100と比較するために試写に行ってきました。以下にそれぞれの基本スペックを記します。
<OM-D E-M5 MarkⅡ>
発売年月:2015年2月
撮像センサー:4/3型
有効画素数:1605万画素
使用したレンズ:M.ZUIKO DIGITAL ED 14-150mm F4.0-5.6 Ⅱ(キットレンズ)
<D3100>
発売年月:2010年9月
撮像センサー:APS-C
有効画素数:1420万画素
使用したレンズ:AF-S DX NIKKOR 18-55mm f/3.5-5.6G VR(キットレンズ)
①花
<OM-D E-M5 MarkⅡ>
<D3100>
D3100のほうが全体的に色が濃く出ていますね。E-M5は花弁のしわっとした質感がよく分かります。
②木立の道
<OM-D E-M5 MarkⅡ>
<D3100>
明るさを抜きにしてもやはり、D3100のほうが鮮やかな発色です。竹の葉や舗装面の解像感はやはり有効画素数の大きいE-M5のほうが上ですね。
③紅葉と青空
<OM-D E-M5 MarkⅡ>
<D3100>
青空の発色はD3100のほうが鮮やかですが、寒空の空気感はE-M5のほうがよく伝えてくれています。D3100は木の枝が黄色味を帯びています。好みの分かれる比較になったのではないでしょうか。
<OM-D E-M5 MarkⅡ>
<D3100>
機体が青空を反射して青みがかっていますが、D3100のほうが顕著です。ちょ~っと青すぎるような・・・。
⑤タイル
<OM-D E-M5 MarkⅡ>
<D3100>
D3100はタイルの色がだいぶんとマゼンタに転んでいます。実際の色はE-M5の色に近かったので、E-M5のほうがリアルな発色といえそうです。
【総合評価】
ニコンのカメラは発色が実際の見た目に近いイメージですが、こう比べてみるとD3100は鮮やかで印象的な発色をしています。一方のE-M5は割合あっさりとした発色で、むしろこちらの方が実際の見た目に近いと感じました。素材の質感もよく感じられました。
個人的には、D3100の色が好みです。僕は冬の寂しい雰囲気があまり好きでは無いのですが、E-M5はそれをストレートに感じさせます(笑)季節が異なれば、また印象が変わるかもしれません。あと、僕はバス・鉄道写真がメインなので、そこでも比較を行いたいですね。